FC>ドラエモン〜ギガゾンビの逆襲 ― 2002-05-26
これがなかなかどうして、面白い。ゲーム性はこども向けだけあってかなり単純で簡単だが、ドラえもん大長編でおなじみのキャラクターや秘密道具が登場したり、なにげに感動的なストーリーだったり、のび太が登場時まったくの役立たずステータスだったり、ジャイアンがアイテム「まじんのマイク」を使うと敵全員に大ダメージを与えられたりするあたり、ドラ好きにはたまらないのである。
なかでもたまらないのが、プレイしたことがある人なら知っていると思うが「いきなりエンディング」だ。
オープニング、ドラえもんがカクガクシカジカで亜空間に飛ばされたのび太達を助けにいくため主人公に協力を求めるのだが、こういった場合「いいえ」を選ぶと大抵は「はい」を選ぶまで何度も選択シーンが繰り返される。が、ドラえもん〜ギガゾンビの逆襲は違う。
↓こうなるのだ。
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いやぁ、最後の「くすん」が哀愁を誘うではないか。「♪こんなこっといっいな〜出っ来たっらいいな〜」の明るい調子のBGMがなんとも言えずミスマッチだ。
この後、ドラえもんは誰の協力も得られず、たった一人で旅立ったのかと思うと余計に心をくすぐられる。
私は最初の選択で迷わず「はい」を選ぶ純真且つ素直な乙女であるので、プレイ当初は気付かなかったのだが(これを見るためにわざわざ再プレイ)、結構こういうジョークじみた遊び感覚は好きだ。
たとえ一瞬ドラ○エ3?と思ってしまうようなシステムや、加減を知らないドラミ、オマエガナー、お前らはいったい何者だ?、等々、気になる所はあるにしろ、それはそれでたまらないのである。
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